しかくびより
日商簿記2級は、新卒の就職活動で持っていると強い武器になる資格というイメージがあります。初学者にとっては難易度がそこそこ高く、SABCで評価するならB+くらいの体感です。
職業訓練校では、初学者から試験合格レベルまで3ヶ月ほどのカリキュラムで終えるのが一般的でした。訓練校で見ていた印象では、合わない人は徹底的に合わないタイプの資格だとも感じます。少しやってみて「全く合わない」と思ったら、無理せず諦めることも大切かもしれません。
商業簿記はできても工業簿記が苦手、という方もよく見かけます。内容がかなり違うので、別ジャンルだと頭を切り替えて勉強するのがおすすめです。経理の主任者などを目指さないのであれば、2級までで十分というのが正直な印象です。1級になると、学習内容の量が一気に跳ね上がります。
コツコツ取り組める方に向いている資格です。細かい処理の方法を一つひとつ覚えていく部分と、それを総合問題でいろいろ組み合わせて解いていく部分、この2つの訓練が必要になります。
四則演算と簡単な方程式を組み立てられる力は必須で、数字に苦手意識が強い方には正直あまり向いていません。総合問題を解くときはマルチタスク的な能力も少し求められるので、そうした処理が得意な方にはおすすめです。
私が見ていた初学者4人のクラスでは、3人が3ヶ月で合格していました。職業訓練校で平日8時間×週5日×3ヶ月ほど学習すれば、十分に合格レベルまで持っていけると思います。
ただ、残りの1人は3級すら合格できませんでした。向き不向きがはっきり出る資格だと感じています。
とにかく総合問題を繰り返すことが一番大切です。何を勉強するにも言えることですが、まず過去問の本を買ってみて、いけそうか無理そうかを確認するのが大切だと思います。
完全な独学だと、少し難易度が上がるかもしれません。基本的な仕訳が借方(左)と貸方(右)のどちらに行くのかさえ分かれば、あとは総合問題に慣れていくだけです。
デスクワークを希望するなら、かなり有利になれる資格だと思います。新卒の方であれば、簿記2級の取得で十分だと感じます。
転職を考えている方は、職業訓練校などで年末調整や会計ソフトの実務経験も積んでおくと良いでしょう。いずれにしても、Excelはある程度使えることが前提になります。
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コツコツやれば、たいてい大丈夫です。総合問題をたくさん解きましょう。